〔東京外為〕ドル、113円台前半=米金利低下で軟化(14日午前9時) 2021年10月14日 09時03分

 14日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米金利低下に圧迫され、1ドル=113円台前半に軟化している。午前9時現在、113円30~30銭と前日(午後5時、113円57~57銭)比27銭のドル安・円高。
 前日の海外時間は、欧州時間に113円50銭台でもみ合った後、米国時間は米消費者物価指数(CPI)を受けて113円80銭前後に上昇。ただ、その後は米長期金利が低下に転じ、113円20銭台に反落。中盤に持ち直したが、終盤は再び113円20銭台に伸び悩んだ。東京時間の早朝は113円30銭前後で推移している。
 9月の米CPIはやや強めとなったが、コア指数は市場予想と一致。過度なインフレ懸念が後退して米長期金利は低下に転じた。これを受けてドル円も売りが優勢となり、「東京時間は上値の重い展開になる」(FX業者)と見込まれる。
 今週に入ってドル円の上昇ピッチが速かったこともあり、「目先は調整売りが出やすい」(大手邦銀)という。ただ、「米インフレへの警戒感は根強く、ドル円の下げ余地は限られるだろう」(同)と指摘されている。
 ユーロは対円、対ドルで上昇。午前9時現在、1ユーロ=131円39~39銭(前日午後5時、131円18~19銭)、対ドルでは1.1596~1597ドル(同1.1550~1554ドル)。

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