〔東京外為〕ドル、109円台後半=弱い米物価指標で下落(15日午前9時) 2021年09月15日 09時03分

 15日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米物価指標の弱さを受けて売りが強まり、1ドル=109円台後半に下落している。午前9時現在、109円71~71銭と前日(午後5時、110円00~00銭)比29銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間に110円付近でもみ合った後、米国時間に入って下落した。8月の米消費者物価指数(CPI)が弱めの内容となり、米長期金利が低下。米主要株価指数の下落も重しとなり、一時109円50銭前後まで値を下げた。ただ、終盤は下げ渋り、この日の東京時間早朝は109円70銭台中心で推移している。
 米金利低下は「引き続きドル円の上値を重くする要因」(FX業者)とされ、東京時間はなお売りが出やすいとみられる。ただ、「海外時間に109円50銭前後まで下げた後は持ち直しており、いったん下値を試した印象が強い」(大手邦銀)との指摘もあり、売りが出ても下値は限られそうだ。また、来週にFOMCを控えて「FRBの政策スタンスを見極めたい向きも多い」(同)とみられ、全般はレンジ圏にとどまる可能性もある。
 ユーロは対円を中心に下落。午前9時現在、1ユーロ=129円49~49銭(前日午後5時、130円07~08銭)、対ドルでは1.1801~1804ドル(同1.1824~1828ドル)。

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