〔NY外為〕円、109円台後半(14日) 2021年09月15日 06時23分

 【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク外国為替市場では、米インフレ指標の伸び鈍化を受けて円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=109円台後半で強含んだ。午後5時現在は109円63~73銭と、前日同時刻(109円95銭~110円05銭)比32銭の円高・ドル安。
 米労働省が朝方発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.3%上昇と、約13年ぶりの大きな伸びとなった前月(5.4%上昇)から鈍化。「インフレ加速は一時的」とする米連邦準備制度理事会(FRB)の説明を裏付ける内容となったため、物価上昇への警戒感が和らいだ。早期のテーパリング(量的緩和縮小)開始観測が後退する中、米株安や米長期金利の低下もドル売りを促し、円は一時109円53銭まで上昇した。
 ただ、円の上値は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)を21~22日に控え、投資家は結果を見極めたいとの思惑から新規のポジション形成に消極的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1800~1810ドル(前日午後5時は1.1805~1815ドル)、対円では同129円43~53銭(同129円87~97銭)と、44銭の円高・ユーロ安。

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