〔米株式〕NYダウ、3日ぶり反発=景気敏感株が上げ主導(3日) 2021年08月04日 06時55分

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク株式相場は、エネルギー株などの景気敏感株が上げを主導し、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比278.24ドル高の3万5116.40ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は80.22ポイント高の1万4761.29で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8214万株増の9億5128万株。
 ダウ平均は序盤に一時マイナス圏に沈んだ後、再びプラス圏に浮上。米原油先物相場が下げ幅を縮小したことや、6月の米製造業受注が前月比1.5%増と市場予想(1.0%増)を上回ったことが支援材料となった。エネルギーや資本財株が上げを主導し、終盤にかけてジリジリと値を上げた。ヘルスケア株や金融株も買われた。
 米企業の好決算が続いていることも、投資家心理を支えた。この日はラルフローレンやアンダーアーマーの4~6月期決算が市場予想を上回り、両銘柄が買われた。
 一方序盤は、中国当局による規制強化や新型コロナウイルス感染拡大をめぐる懸念が、相場を下押した。中国国営メディア系の経済紙はオンラインゲームを「精神的なアヘン」だと批判する記事を掲載し、規制強化への懸念から中国インターネットサービス大手騰訊(テンセント)の米国預託証券(ADR)が大幅下落。また、ニューヨーク市はこの日、飲食店やスポーツジムなどの客と従業員に、コロナワクチン接種を義務付けると発表した。
 個別銘柄(暫定値)では、ゼネラル・エレクトリック(GE)が2.5%高、アップルが1.3%高、JPモルガン・チェースとエクソンモービルが1.1%高。アンダーアーマー(クラスA株)は7.5%高、ラルフローレンは6.1%高だった。一方、テンセントが7.3%安、ウォルト・ディズニーが1.5%安、フェイスブックが0.2%安となった。

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