〔NY石油〕WTI、続落(3日) 2021年08月04日 04時27分

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に売られ、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は前日比0.70ドル(0.98%)安の1バレル=70.56ドルだった。10月物は0.58ドル安の70.03ドルとなった。
 感染力の強いデルタ株が米中などのエネルギー消費大国を含む世界各国で拡大。経済の正常化が遅れエネルギー需要見通しも悪化するのではないか、との懸念が広がり、原油が売られた。また、外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される商品の割高感につながり、原油が売られた面もあった。
 ただ、3、4両日に官民が発表する週間在庫統計では原油やガソリン在庫の減少が見込まれている。需給引き締まり観測が原油相場を支えた。米株高も原油の支援材料となった。
 ▽ガソリン=続落。中心限月の9月物の清算値は0.39セント安の1ガロン=227.08セント。
 ▽ヒーティングオイル=続落。9月物の清算値は0.94セント安の1ガロン=212.64セント。

市況・概況