〔NY外為〕円、109円台前半(10日) 2021年06月11日 06時25分

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、米物価統計の発表を受けて一時円売り・ドル買いが進んだが、その後は米長期金利の低下に伴い円が買い戻され、円相場は1ドル=109円台前半に上昇した。午後5時現在は109円28~38銭と、前日同時刻(109円58~68銭)比30銭の円高・ドル安。
 円相場はアジア時間を通じ109円台半ばで小動きにとどまったが、米時間朝方の統計発表後に円が売られ、109円80銭付近に下落した。5月の米消費者物価指数(CPI)が記録的な伸びとなり、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策会合で量的緩和策縮小に向けた議論を始めるとの見方も出ている。
 ただ、円売り・ドル買いの流れは一時的で、その後は米長期金利の低下に連動し、円を買い戻す動きが広がった。相場は109円30銭近辺に向けてジリジリと値を上げた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2171~2181ドル(前日午後5時は1.2173~2183ドル)、対円では同133円07~17銭(同133円49~59銭)と、42銭の円高・ユーロ安。

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