〔東京外為〕ドル、109円台後半=実需の売りなどで弱含み(8日正午) 2021年04月08日 12時04分

 8日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規材料を欠く中、実需の売りなどで1ドル=109円台後半で弱含みに推移している。正午現在、109円74~74銭と前日(午後5時、109円78~79銭)比04銭の小幅ドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は109円80銭台を中心にもみ合い、米国時間は一時下落したものの終盤に金利上昇を背景に109円80銭台に持ち直した。東京時間も同水準で始まった。材料難で方向感を欠く中、午後9時以降実需の売りなどで軟化し、正午にかけては109円70銭前後で推移している。
 市場は手掛かり材料難で取引が低調。「金利上昇が落ち着き、バイデン米大統領のインフラ投資計画の行方や株価、企業決算などを睨みつつ市場の視線が定まらない」(銀行系証券)との声が聞かれた。日本時間9日未明のパウエルFRB議長の講演は「マーケットを変えるには至らない」(信託銀行)との見方が優勢。目先は「109円台前半では下値は固く、110円台前半では上値が重い」(先の銀行系証券)という水準が意識されているもようだ。
 ユーロは対円、対ドルとも弱地合い。正午現在、1ユーロ=130円26~27銭(前日午後5時、130円41~42銭)、対ドルでは1.1869~1870ドル(同1.1878~1878ドル)。

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