〔米株式〕NYダウ、小幅反発=金融緩和長期化を好感(7日) 2021年04月08日 05時50分

 【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク株式相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で金融緩和の長期化が確認されたことを好感し、小幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比16.02ドル高の3万3446.26ドルで終了した。高値への警戒感から株売りが優勢となる時間帯もあり、方向感に欠く展開となった。
 ハイテク株中心のナスダック総合指数は9.54ポイント安の1万3688.84で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6355万株減の8億4137万株。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は7日午後、3月のFOMC議事要旨を公表した。その中で、雇用最大化と物価安定に向けて一段と前進するまでは、現在の金融緩和を継続する姿勢を改めて確認した。市場では、根強い量的緩和の早期縮小懸念が後退し、株式の買いにつながった。
 ただ、ダウ平均は最近、史上最高値圏で推移しており、高値への警戒感から利益確定売りに押され、小幅なレンジでもみ合う展開となった。長期金利の上昇が一服したのを受け、ハイテク株は買いが優勢。アップルは1.3%高、マイクロソフトは0.8%高、インテルが1.1%高。フェイスブックの2.2%高、ツイッターの3.0%高、スクエアの3.6%高も目立った。
 一方、最近上昇していた景気変動の影響が大きい銘柄やレジャー関連は軟調だった。ゴールドマン・サックスが0.2%安、ウォルト・ディズニーが1.1%安。ボーイングも1.0%安だった。デルタ航空の2.8%安、ユナイテッド・ステーツ・スチールも1.7%安だった。

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