〔NY外為〕円、105円台前半(22日) 2021年02月23日 07時25分

 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク外国為替市場では、対ユーロでのドル売りの流れが対円にも波及し、円相場は1ドル=105円台前半に上伸した。午後5時現在は105円03~13銭と、前週末同時刻(105円39~49銭)比36銭の円高・ドル安。
 ドイツのIFO経済研究所が22日発表した2月の同国企業の景況指数は92.4と、昨年10月以来の高水準に改善。英国のジョンソン首相は1月に導入したロックダウン(都市封鎖)を段階的に解除する方針を示した。新型コロナウイルス禍からの回復への動きを受けて投資家のリスク警戒感が幾分後退し、ドルを対ユーロや資源国通貨で売る動きが活発化。このドル売りが対円にも波及し、円は一時104円99銭まで上昇した。
 ただ、ドル売り一巡後は方向感に乏しかった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言を23、24両日に控え、様子見ムードが台頭。足元の米長期金利上昇に対してどのような見解を示すか注目されている。
 米民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した1月の景気先行指標総合指数は前月比0.5%上昇の110.3と、市場予想と一致し、影響は限定的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2153~2163ドル(前週末午後5時は1.2113~2123ドル)、対円では同127円68~78銭(同127円71~81銭)と、03銭の円高・ユーロ安。

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