〔米株式〕NYダウ、小幅続伸=米経済対策への期待で(22日) 2021年02月23日 06時56分

 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク株式相場は、米大型経済対策の早期成立への期待が支えとなり、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比27.37ドル高の3万1521.69ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は341.41ポイント安の1万3533.05で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比9673万株増の12億0736万株。
 ダウ平均は、長期金利上昇への警戒感から、反落して取引が始まった。ただ、売りが一巡すると、バイデン米政権が打ち出した1兆9000億ドル規模の大型経済対策法案の早期成立や新型コロナウイルスのワクチン普及への期待が支えとなり、上昇に転じた。一時、取引時間中の最高値を更新した。
 米議会下院予算委員会は22日、1兆9000億ドル規模の大型経済対策の関連法案を可決した。民主党上院執行部は3月中旬までの成立に意欲をみせており、早期成立への期待が強まった。
 景気変動や経済正常化の影響が大きい航空会社やレジャー関連、小売りなどの業種が買われた。アメリカン航空グループは9.4%高、ユナイテッド航空が3.5%高、デルタ航空は4.5%高、カーニバルは5.6%高、ウォルト・ディズニーが4.5%高、メーシーズは2.1%高。原油価格の回復を背景に、エネルギー関連株も上昇し、エクソンモービルは3.6%高、マラソン・オイルも8.3%高だった。
 一方、長期金利上昇により、割高感の強まった巨大ITなどのハイテク株は売られた。パランティア・テクノロジーズは3.5%安、アップルは3.0%安、マイクロソフトが2.7%安、インテルも3.7%安だった。
 飛行中の旅客機のエンジンが炎上し、住宅地に部品が落下する問題が起きたボーイングは2.2%安だった。

市況・概況