〔NY金〕3日続伸=1800ドル台回復(22日) 2021年02月23日 05時00分

 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、インフレヘッジ目的などで買われ、3営業日続伸した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前週末比31.00ドル(1.74%)高の1オンス=1808.40ドル。中心限月の清算値ベースで心理的な節目である1800ドル台を約1週間ぶりに回復した。
 バイデン米大統領が掲げる1兆9000億ドル規模の経済対策をめぐっては、今週末にも成立するとの見方が広がっている。大型財政出動により景気回復が早まり、将来的なインフレ高進観測が浮上する中、インフレヘッジ目的での金の買いが活発化。相場は一時1812.40ドルまで上昇した。
 外国為替市場で、ドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じていることも金の買いを促した。
 一方、超低金利政策下での米長期金利上昇は、金利を生まない資産である金に対する圧迫要因であり、ドルの先高観にもつながるため、金相場の上値は抑えられているとの指摘もあった。
 金塊現物相場は午後1時39分現在、1オンス=1808.695ドル。

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