〔東京外為〕ドル、105円台後半=米金利動向眺め上昇(22日午後5時) 2021年02月22日 17時15分

 週明け22日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、米長期金利の上昇や対ユーロでのドル買いを背景にやや強含み、1ドル=105円台後半に上昇した。午後5時現在、105円80~80銭と前週末(午後5時、105円60~64銭)比20銭のドル高・円安。
 東京時間早朝は、105円50銭台を中心に取引された。午前11時に向け、時間外取引の米長期金利の上昇などを受け、105円70銭台へ値を上げた。その後は、米株先物の下落などで105円60銭台に弱含んだ。午後は23、24日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見ムードが漂い、同水準でもみ合った。終盤は、米金利が1.4%に向けて上昇したことを背景にじりじりと水準を切り上げた。
 本日は、目立った手掛かり材料に欠ける中、米金利の動向を眺めた取引が中心となった。市場関係者からは「米金利上昇への警戒感からドル円はやや上値が重くなっている一方、クロス円などでの円売りが目立つ」(信託銀)との見方も聞かれた。パウエルFRB議長の議会証言では、足元の金利上昇に対する見方について関心が高まっている。「株や金利、暗号資産などが高値圏にあり、ささいな情報で大きく動く可能性があるため、サプライズな発言はないとみられるものの、(金融緩和に積極的な)ハト派的になるかタカ派的になるか、どちらに転ぶか分からない」(FX会社)と注視されている。
 ユーロは終盤、対円で強含み、対ドルで下落。午後5時現在、1ユーロ=128円12~12銭(前週末午後5時、127円87~88銭)、対ドルでは1.2110~2110ドル(同、1.2109~2110ドル)。

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