〔東京株式〕4日ぶり反発=押し目買い広がる(22日) 2021年02月22日 15時14分

 【第1部】日経平均株価は前営業日比138円11銭高の3万0156円03銭、東証株価指数(TOPIX)は9.40ポイント高の1938.35と、ともに4営業日ぶりに反発した。前週末までの下落を受けて押し目買いが入り、幅広い業種が値上がりした。
 70%の銘柄が上昇、26%が下落。出来高は12億5043万株、売買代金は2兆4636億円。
 業種別株価指数(33業種)は、空運業、海運業、非鉄金属、金属製品などが上昇した。下落は精密機器、医薬品など。
 東エレク、アドバンテス、SUMCOが値を上げ、ソニーはしっかり。住友鉱、郵船は買われた。ソフトバンクGが堅調で、ファーストリテは小幅高。JAL、リクルートHDは大幅高。三菱UFJ、マネックスGは反発した。半面、エムスリー、NTTが軟調で、武田、花王は続落した。任天堂は小幅安。トヨタが甘く、ファナックがさえず、オリンパス、ダイキンは売られた。
 【第2部】反発。REMIXがストップ高。セーラーも急伸。半面、ツインバード、Abalanceがさえない。出来高3億5353万株。
 ▽休日控え、買いは続かず
 前週後半の下落による値頃感などから、買いが先行。米経済対策による景気浮揚や新型コロナウイルスのワクチン普及による経済正常化への期待も根強く、日経平均株価の上げ幅が400円を超える場面もあった。ただ、「持ち高を大きく買いに傾けたまま休日を迎えようとする投資家は多くなかったようだ」(大手証券)とされ、買いの勢いが鈍ると利益確定売りが出て日経平均も上げ幅を縮めた。
 この日は米国株の先物が時間外取引で軟化しており、「(米株安につながる)米長期金利上昇への警戒感も、株価の上値を抑える遠因になったのかもしれない」(中堅系証券)との指摘もあった。
 2020年10~12月期の決算発表がほぼ終わり、新規の手掛かり材料が乏しくなりつつある。このため、後場の日経平均は休日の谷間らしいこう着状態となった。
 225先物3月きりも4日ぶり反発。夜間取引の水準を引き継いで高く始まり、寄り後もじり高歩調をたどったが、買いの勢いが鈍ると利益確定売りが出て急速に上げ幅を縮めた。午後はもみ合いが続いた。225オプションはプットが値下がりし、コールは上昇した。

市況・概況