〔NY石油〕WTI、7日ぶり反落(13日) 2021年01月14日 05時29分

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、対ユーロでのドル高を背景とした売りに押され、7営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比0.30ドル(0.56%)安の1バレル=52.91ドルだった。3月物は0.28ドル安の52.96ドルとなった。
 外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される原油などの商品の割高感につながり、原油が売られた。また、感染力の高い新型コロナウイルスの変異種の世界的な拡大などでエネルギー需要の先行き不安は根強く、原油の上値は重かった。また、これまで6日続伸してきた反動から利益確定の売りも出やすかった。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、原油在庫が320万バレル減と、市場予想(ロイター通信拡大版調査)の230万バレル減を上回る取り崩し幅となった。これを受けて、需給緩和懸念が後退し、一時はプラス圏に浮上する場面もあった。
 ▽ガソリン=反落。中心限月2月物の清算値は0.42セント安の1ガロン=154.88セント。
 ▽ヒーティングオイル=続伸。2月物の清算値は0.22セント高の1ガロン=159.89セント。

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