〔東京株式〕4日続伸=IT株に海外勢買い(13日) 2021年01月13日 15時25分

 【第1部】日経平均株価は前日比292円25銭高の2万8456円59銭と4営業日続伸し、前日に続いてバブル崩壊後の最高値を更新した。東証株価指数(TOPIX)は6.46ポイント高の1864.40と小幅高。
 56%の銘柄が値上がりし、値下がりは39%。出来高は12億3956万株、売買代金は2兆7355億円。
 業種別株価指数(全33業種)は電気機器、金属製品、情報・通信業などが上昇し、その他製品、輸送用機器、医薬品は下落した。
 個別では、東エレクが前日に付けた上場来高値を大幅に上回り、アドバンテス、日本電産は昨年来高値を更新し、SUMCOは堅調だった。ソフトバンクGがにぎわい、ファーストリテも値上がりした。三菱UFJ、三井住友は強含み、東京海上は上伸した。半面、任天堂の売りが厚く、ソニーも下押した。トヨタが下落し、キーエンスも軟調だった。武田、中外薬は売られた。
 【第2部】小幅高。ファーマフーズが高く、野村マイクロは上伸した。半面、那須鉄、加地テックが値を消した。出来高2億0661万株。
▽連日のバブル後高値
 13日の東京株式市場では、中長期的な業績拡大が期待されるIT関連株を中心に買われた。日経平均株価は前日に付けたバブル崩壊後の最高値を更新した。市場関係者からは「海外投資家は今後、IT関連株を安く買える可能性が低いと判断し、買値を引き上げてきた」(外資系証券)との指摘があった。
 半導体など電子部品株や設備投資関連株が買われた。新型コロナウイルス感染の世界的な拡大で景気の先行きに対する不透明感が強まっているため、「コロナ流行下でも成長が見込まれる少数の銘柄に資金が集中した」(銀行系証券)とみられる。株価の上昇につれて買い戻しが入ったほか、時間外取引で米国株先物が堅調だったことも、株高を後押しした。
 225先物は朝方に付けた2万8100円を安値に、午後は2万8490円まで買い進まれた。オプション2月きりのうちコールは軒並み上伸した。プットは総じて軟調だった。

市況・概況