〔米株式〕NYダウ反落、410ドル安=追加対策への期待後退(19日) 2020年10月20日 06時15分

 【ニューヨーク時事】週明け19日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の早期実現への期待が後退し、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比410.89ドル安の2万8195.42ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は192.68ポイント安の1万1478.88で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比4686万株減の8億7309万株。
 議会与野党の協議が難航している追加経済対策をめぐり、野党民主党のペロシ下院議長は週末、協議の合意期限を20日に設定するとともに、11月3日の大統領選前の成立を「楽観している」と発言。協議が進展することへの期待が幾分持ち直し、株価は序盤、前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。
 ただ、その後ペロシ氏が政権との隔たりが依然大きいと述べたと伝わると、大統領選前の対策成立への期待が急速に後退した。株価は終盤にかけてじりじりと下げ幅を拡大した。
 市場では「欧米などで新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることも、相場の重しとなった」(日系証券)との指摘が聞かれた。
 全11セクターが下落して終了。IT・通信セクターが下げを主導した。
 個別銘柄(暫定値)では、アップルが2.6%安、マイクロソフトが2.5%安、エヌビディアが2.3%安、フェイスブックが1.7%安。一方、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが1.7%高、ウーバー・テクノロジーズが1.5%高、インテルが0.8%高。

市況・概況