〔米株式〕NYダウ、4日ぶり反発=ワクチン開発期待(16日) 2020年10月17日 06時11分

 【ニューヨーク時事】週末16日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が広がり、4日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比112.11ドル高の2万8606.31ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同42.31ポイント安の1万1671.56で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2194万株増の9億1995万株。
 米製薬大手ファイザーが、独ビオンテックと共同開発する新型コロナのワクチン候補について、11月後半にも米当局に緊急使用許可の申請をすると発表。米経済の正常化への期待が広がり、ダウは上昇して取引が始まった。
 米商務省が朝方発表した9月の小売売上高は前月比1.9%増。市場予想(0.7%増)を大きく上回り、5カ月連続のプラスだった。ミシガン大学の10月の消費者景況感指数も81.2と、市場予想を超えた。
 米追加経済対策の与野党協議が行き詰まり、失業給付の上乗せなどの効果が薄れる中で、個人消費の堅調さが示されたことも、株買いにつながった。
 ボーイングは1.9%上昇し、ダウを押し上げた。運航停止中の新型旅客機737MAXについて、欧州当局が運航再開へ安全性を認めたと伝わったことが好感された。ファイザーは3.9%高。ゼネラル・エレクトリック(GE)の6.1%高、アメリカン航空グループの1.9%高も目立った。
 ハイテク株は、売りが先行した。アップルが1.4%安、ツイッターが0.5%安、フェイスブックも0.3%安だった。

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