〔NY石油〕WTI、小幅続落(16日) 2020年10月17日 04時18分

 【ニューヨーク時事】週末16日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的なエネルギー需要の先細り観測を受けて、小幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は前日比0.08ドル(0.20%)安の1バレル=40.88ドル。12月物は0.12ドル安の41.12ドルだった。
 米国や欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大する中、世界的なエネルギー需要の先行きに警戒感が広がっており、原油は前日夜から軟調に推移。一時は40.08ドルの安値を付けた。ロイター通信によると、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、一部都市でのロックダウン(都市封鎖)による需要減少やリビアでの増産を受けて、最悪の場合2021年のエネルギー市場は日量20万バレルの供給過剰になるとの見通しを示した。OPECプラスは15日に合同技術委員会(JTC)を開催していた。
 ただ、外国為替市場ではドルが対ユーロで弱含みに推移。ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことから、次第に買い戻しも入り、下げ幅を圧縮した。
 ▽ガソリン=続落。中心限月11月物の清算値は1.12セント安の1ガロン=116.88セントとなった。
 ▽ヒーティングオイル=続落し、11月物の清算値は0.96セント安の1ガロン=117.91セントとなった。

市況・概況