〔ロンドン外為〕円、105円台前半(16日) 2020年10月17日 00時36分

 【ロンドン時事】週末16日のロンドン外国為替市場の円相場は、持ち高調整の中を1ドル=105円台前半で小動きとなった。午後4時現在は105円35~45銭と、前日同時刻(105円20~30銭)比15銭の円安・ドル高。
 今週のロンドン市場でのドル円相場は総じて小動き。この日午前も105円20~40銭台のレンジ取引が続き、方向感は出なかった。商いも閑散としていた。英CMCマーケッツの主任市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「105円近辺が(ドル円の)支持線になっているようだ。104円80銭の水準はショートスクイズが出やすい。これを下回れば、次は9月の安値の104円近辺が下値の節目になる。上値抵抗線は106円20銭近辺」と指摘した。
 ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1715~1725ドル(1.1695~1705ドル)。対円では同123円50~60銭(123円10~20銭)。
 ポンドは1ポンド=1.2925~2935ドル(1.2900~2910ドル)。ジョンソン英首相が欧州連合(EU)との貿易交渉をめぐり決裂に備える必要があると述べると、一時1.2860ドルまで売られたが、交渉を打ち切るわけではないことが分かると短時間で値を戻した。首相報道官が「EUとの交渉は終わりだ」と述べたとも伝わったが、交渉上の駆け引きと受け止められ、反応は限定的だった。市場では「ポンドは政治的な脅しを無視した」(オンラインFX情報会社)という声が聞かれた。このほかスイス・フランは1ドル=0.9140~9150フラン(0.9135~9145フラン)。

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