〔東京外為〕ドル、105円台前半=終盤も方向感欠く(16日午後5時) 2020年10月16日 17時04分

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤も方向感を欠き、1ドル=105円台前半でもみ合った。午後5時現在は105円28~31銭と前日(午後5時、105円21~21銭)比07銭の小幅ドル高・円安。
 ドル円は前日の海外市場で、米長期金利の持ち直しを受けて105円50銭付近まで上昇した。東京時間の早朝は105円40銭前後に小甘くなり、午前9時以降は戻り売りでじり安基調となった。日経平均株価が軟化した昼すぎにかけては105円10銭台まで下落し、その後は押し目買いが下支えし、終盤には105円30銭近辺まで戻した。
 市場では「英国とEUとの協議、米追加経済対策をめぐる協議など政治的な材料が多く、不透明感も強いので動けない」(外為仲介業者)との声が聞かれる。
 一方、別の関係者は「これだけレンジからはずれないと、逆に個人投資家にとっては売買の機会が分かりやすく、チャンスではないか」(FX会社)と指摘していた。
 ユーロは終盤、対円、対ドルともに上伸。午後5時現在は1ユーロ=123円36~37銭(前日午後5時、123円49~49銭)、対ドルで1.1715~1716ドル(同1.1737~1737ドル)。

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