今年末までに3万5000円 2023年06月09日 15時21分

丸三証券エクイティ部長丸田知広氏
 6月の株価指数先物の特別清算指数(SQ)算出日を前に株価は調整したが、同月中旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合を過ぎれば再び買いの勢いが増す可能性がある。日経平均株価は今年末までに3万5000円を目指すだろう。
 現状はアベノミクス初期に近い。海外投資家が買い越し基調だった2012年12月~15年6月の2年7カ月間、日経平均の予想株価収益率(PER)は平均で16倍程度だった。日経平均を構成する225銘柄を1株に見立てた場合の24年3月期の予想1株当たり利益は2180円程度。PER16倍なら約3万5000円となる。
 日本株上昇は地政学リスクの高まりと関連している。サプライチェーン(供給網)や投資先から中国を外す動きがあり、日本株に資金が流入している。デフレ脱却機運、東証の資本効率改善要請などが重なり、海外勢の日本株買いは続くだろう。

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