短期的に下振れも 2022年11月29日 14時44分

インベスコ・アセット・マネジメントグローバル・マーケット・ストラテジスト木下智夫氏
 短期的には米国のインフレ再加速や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め積極化の懸念が拭えない。2023年の米国や欧州の経済成長率は0%近辺に落ち込む見通しだ。景気や企業業績の悪化を通じて米欧株が下振れるリスクは高く、日本株にも悪影響が及ぶ可能性が高い。
 一方、23年1~3月期には米消費者物価指数(CPI)の前月比の数値が落ち着き始めるとみている。マーケットでは、FRBが23年6月末までに利上げを停止するとの見方が強まり、グローバル金融市場の転換点となるだろう。米国の利下げが視野に入り、24年の景気回復を先読みする形で世界の株式市場で明るい動きが出てくると予想している。
 ただ、転換点を通過した後はドル高是正の動きも出て、日本株の上昇抑制要因となるだろう。23年3月末の日経平均株価は2万8000~3万円のレンジ内と見込んでいる。

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