米金融引き締めは最終局面へ 2022年11月25日 14時35分

東海東京調査センター・チーフグローバルストラテジスト平川昇二氏
 東証株価指数(TOPIX)が足元、1月の年初来高値付近まで戻した。米国で来月発表される10月の個人消費支出と11月の雇用統計が波乱なく、物価の落ち着きが確認できれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めは最終局面入りとなろう。その後は日経平均株価も年度末までの上昇が期待できる。
 留意すべき点は、景気後退が懸念される欧米の景気動向やアジアでの地政学的リスクだ。一方で円安・ドル高一服で外国人による日本株買いが戻りつつある。閣僚交代は相次いだが比較的安定している岸田政権や、欧米を上回る企業業績の好調も材料で、今後海外からの本格的な資金流入もありそうだ。
 年末話題になる十二支に関連した相場格言では、2023年の「卯(う)跳ねる」、24年の「辰巳(たつみ)天井」はいずれも上昇を示しており、その意味で今は絶好の仕込み時だ。24年には米大統領選も控えている。

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