年度内は横ばい推移 2022年11月24日 14時27分

りそなアセットマネジメント・チーフ・ストラテジスト黒瀬浩一氏
 今年度の内外株式市場はこのまま横ばいとみている。日経平均株価は2万6000~2万9000円程度のレンジ内で推移すると考える。
 米国では今、深刻な景気後退と金融危機が起きてもおかしくないぐらいの利上げが行われている。コロナ禍に伴うバブルが崩壊している状況で、投資家は非常に慎重になっている。ただ、企業収益は名目値で見るので、それほど悪くない。そこで物価の高騰が減速してくると、持ち高を抑え過ぎた投資家の買い戻しが入り、株価はかなり力強く戻る。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は株価が上がるからインフレが収まらないと思っており、これからも市場をけん制する発言は出てくるだろう。
 来年度に米国のインフレがある程度収まれば、FRBの対応の基調が変わる時が来る。さらに利上げを強めてインフレ率を目標の2%にするか、雇用にも配慮して時間をかけて2%を目指すかが焦点となるだろう。

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