年明け以降は軟調か 2022年10月04日 14時16分

ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト井出真吾氏
 日経平均株価は年末ごろに今年の高値を付けた後、年明け以降は軟調な展開になりやすい。今年度内は2万5000~3万1000円程度のレンジで推移すると予想する。
 年末にかけては、米国の物価上昇ペースが鈍化し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げにもピークアウト感が出るだろう。国内企業の中間決算では業績予想の上方修正が広がり、株価は年末高の展開になるとみている。
 しかし、年明け以降は金融引き締めによる景気後退が株式相場の重しとなるかもしれない。第3四半期決算が発表される来年2月以降は2023年度の業績に対する懸念が出て、株価は下落基調になりやすい。
 米国の利上げに打ち止め感が出ることで為替相場がドル安・円高方向に振れて、日本株に逆風となる可能性もある。中間選挙後の米政権にとっても、次期大統領選を見据えて製造業を支援する上で、ドル安は好都合だ。

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