当面不安定に推移 2022年09月29日 14時39分

三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト市川雅浩氏
 日経平均株価は、8月に付けた2万9200円台から下げが続いている。インフレ対策のため、米連邦準備制度理事会(FRB)が直近の政策決定会合でも利上げを進める姿勢を示したことで、株式市場は警戒を強めている。当面は物価動向を眺めながら、不安定な相場展開が続くだろう。
 目先の警戒ラインは、3月に付けた年初来安値の2万4700円近辺だ。毎月発表される米国の消費者物価で明らかな上昇鈍化が確認できれば、過度な利上げや景気後退への懸念は和らぎ、株は買い戻しやすくなる。
 利上げの効果は半年~1年で効いてくる。米国は3月に利上げを開始しており、効果が出てくるのはこれから。インフレにブレーキがかかってくるとみているが、年内に大きく鈍化する可能性は低いだろう。
 日経平均は10~12月はレンジ相場で推移すると予想し、年末には2万8000円台への回復を見込んでいる。

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