下値は限定的 2022年09月27日 14時32分

岡三証券シニアストラテジスト佐藤健氏
 日本株は米国株より戻りが鈍かったのもあるが、相対的にも歴史的にも割安感が強い。ここからの下値は限定的だ。目先は米株が下値模索の段階だが、こうした動きを見定めて日本株は下値を切り上げていくだろう。年末までの日経平均株価は2万5000~3万1000円のボックス圏と見込む。
 現在の市場の関心はインフレと、それに伴う米金利の動向だ。米金利は年末にかけてじわじわと上がっていくので、高PER銘柄には逆風が続く。世界的に景気後退リスクも高まっており、円安で輸出株を買えばよいというストーリーも浮かびづらい。
 反転のタイミングは米金利上昇がどこで止まるかにかかっている。不透明なままでは積極的にリスク資産である株を買いにくい地合いだ。11~12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で見通せるようになれば、いったんあく抜けも期待できる。

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