FRB議長発言で急落も 2022年08月18日 14時34分

ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表取締役・菊池真氏
 足元の株価上昇は、弱気に振れ過ぎていた短期筋が、これ以上の下落はないとみて損切りの買い戻しに迫られたのが主因だ。こうした動きは一巡しており、日経平均株価は年初来高値の2万9332円を試す可能性はあるものの、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)が好転したわけではなく、何かをきっかけに下げやすい状況にある。
 注目材料は25日に米ジャクソンホールで始まる国際経済シンポジウムだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が、インフレ沈静化のため景気を多少犠牲にしても金融引き締めを続ける姿勢を明示すれば、利上げ鈍化への市場の期待はそがれ、数日で2000円程度下落してもおかしくない。
 その後は11月の米中間選挙の行方や7~9月期の企業業績を見ながら推移する。業績には価格高騰の影響が強く出てくるとみられ、秋口にかけて株価は一段安になると見込む。

FED(最新10件)