年内に3万円台 2022年08月16日 14時08分

井出真吾ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト
 日経平均株価は下値を切り上げ、年末にかけて3万円台を付けると予想している。
 米国の金融政策をめぐるタカ派的な話題などに反応して株価が一時的に調整することはありそうで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは不安定な相場が続くと思われる。日経平均も2万8000円を割る場面があり得る。しかし、米国のインフレは落ち着く方向にあり、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め強化で景気が失速することへの警戒感は後退している。
 日本企業の業績は悪くない。2022年度第1四半期(4~6月期)決算は良好だった。中間決算では収益予想を上方修正する動きが広がり、業績改善への確信が高まるだろう。
 リスクを挙げるとすれば円高だ。米国の利上げペースが鈍って円高・ドル安に振れる可能性はある。米国のインフレ再燃も株価の下振れ要因となる。

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