米景気後退入りを想定 2022年08月15日 14時31分

野村証券投資情報部ストラテジスト神谷和男氏
 株式市場は7月の米消費者物価指数(CPI)発表を無難に通過し、楽観に傾いているが、やはり米国のインフレは根強い。10月以降は米国の景気後退入りを想定せざるを得ず、年末の日経平均株価は2万6000円となる見通しだ。
 日本株は円安による業績押し上げ効果もあり、利益水準などから言って割安感がある。ウィズコロナでの経済回復も鮮明になりつつある。これらが秋口の株価上昇の背景となるが、世界的な景気後退局面に引きずられ、上値は重いだろう。
 また、米長期金利の動きは相場の水準を探る上で、非常に重要な働きをしている。3%を超えて上昇してくると、途端に米株も上値が重くなり、日本にも影響が出る。当面は米国の経済指標や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策をめぐる姿勢に対し、金利がどう反応するか、ここが一番のポイントになる。

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