株価の基調は上向き 2022年08月09日 14時41分

ブーケ・ド・フルーレット代表・馬渕治好氏
 株価の基調は上向いている。米国市場では足元、行き過ぎた悲観の修正が始まっており、日本株も米国株の復調につられて堅調に推移している。
 米国の高インフレは市場でかなり消化されてきた。米連邦準備制度理事会は9月も大幅な利上げを行うとの予想が増えており、当面、金融政策による大きなショックは生じないだろう。
 米国では7月の就業者数が予想外に伸び、失業率は低下した。米景気の腰折れは示されていない。こうした状況を受けて米国株は戻り歩調にある。日経平均株価は年内に3万2000円程度まで上昇すると予想する。
 ただ、米国ではコロナ下でお金を使えなかった反動で足元の消費が実力以上に伸びている。来年はその反動が出るかもしれない。今年は、企業が抑制していた設備投資の遅れを取り戻す動きも予想され、こちらも先行きに反動減が生じる可能性がある。来年の下振れリスクとして意識している。

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