年末に向け3万円も 2022年08月08日 14時46分

丸三証券投資情報部次長小松崎直樹氏
 東京株式市場は当面、狭いレンジ内での推移を余儀なくされるだろう。ただ、10月後半以降は企業の通期業績予想の上方修正が相次ぐことが期待され、日経平均株価が年末に向け3万円を目指す可能性は十分にある。
 国内企業の4~6月期業績は、中国のコロナ対策としての上海ロックダウン(都市封鎖)に伴う供給制約などの逆風を受けたが、円安にも支えられて堅調だ。一方、米国は物価高懸念が払拭(ふっしょく)されておらず、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げが続くため、投資家心理は冷えるだろう。日経平均は9月まで2万7000~2万8500円の範囲で推移しそうだ。
 しかし、国内企業の業績は7~9月期には供給制約の緩和や経済正常化の進展により、回復が一段と鮮明になると予想する。10月後半以降の中間決算の発表で業績予想の上方修正が増えれば、日経平均がレンジを上抜ける契機になるとみている。

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