米利上げ一服で上昇へ 2022年07月01日 14時59分

東海東京調査センターチーフグローバルストラテジスト平川昇二氏
 米国で11月の中間選挙前に利上げが一服すれば、年末にかけ主要株価指数は大きく上昇し、流れは日本株にも波及しよう。参院選で与党勝利の場合、追加の補正予算編成への期待も高まる。円安メリットを受けた業績相場への移行も見込まれ、日経平均株価は年末には3万円を上回る水準になると予想する。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は5月の0.5%に続き6月も0.75%の利上げを決め、金融引き締めに伴う景気後退懸念が強まっている。もっとも米実質GDP(国内総生産)が1~3月期に前期比1.6%減となっている現状は、既に足元で景気後退が進行している可能性を示している。
 ただ、今後は物価上昇のピークが意識されるため、FRBによる連続した利上げの必要性は後退しよう。金利先物相場には来春の利下げを示唆する兆候が出てきた。長期金利の低下は株価にプラスとなり、株価指数は上昇基調に入ると見込む。

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