過度の悲観は修正へ 2022年06月22日 14時54分

ブーケ・ド・フルーレット代表・馬渕治好氏
 今後は過度の業績悪化懸念が後退し、市場心理が楽観方向に振れる局面が訪れるだろう。年末まで見通せば、日経平均株価は3万円を超えそうだ。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ姿勢を強め、不安視されている。ただ、政策金利はまだ中立水準まで上がっていないし、中立水準を超えたとしてもすぐに景気に急ブレーキがかかるわけでもない。行き過ぎた悲観は修正されるだろう。
 加えて二つの株価上振れ要因がある。一つは個人消費の回復だ。コロナ禍で抑制されてきた消費が経済正常化によって一気に強まり、貯蓄を消費に回す動きが今年後半に出てくるだろう。
 もう一つは、設備投資だ。米中対立とコロナ禍により2019年以降、抑えられてきたが、3年分の設備老朽化や投資の遅れを取り戻す動きが一気に出てくると考えられる。こちらも個人消費とともに今年後半のペントアップデマンド(繰り越し需要)要因となり得る。

FED(最新10件)