秋口まで横ばい 2022年05月18日 14時15分

フィデリティ投信インベストメント・ディレクター福田理弘氏
 ウクライナ紛争のこう着状態がしばらく続くとの前提を置くと、日本株は秋口まで横ばいが続くだろう。日経平均株価は9、10月まで2万6000円を中心とするレンジ相場となり、その後は年末に向けて強含むと予想する。米金融政策と中国景気が重要なファクターとなる。
 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレに対処するため厳しいタカ派(金融引き締め)姿勢を示していたが、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で姿勢を少し緩めた。消費者心理が(悪化方向に)変わることで米国の実体経済が弱含み、FRBがもう少しハト派になれば、市場は安心して日本企業の堅調な業績を織り込むだろう。
 中国は都市封鎖(ロックダウン)の影響で経済指標が悪化しているが、いずれ落ち着く。インフラ投資の促進などによりコロナ禍からの回復を示す数字が今後示されると予想する。

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