米成長、4.0%に大幅下方修正=22年、中国も5%割れ―IMF見通し 2022年01月25日 23時22分

 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は25日発表した世界経済見通しで、2022年の米国の成長率を4.0%と予想した。大型歳出法案の成立が見通せないことなどを踏まえ、昨年10月時点の予測から1.2ポイント下方修正した。米国とともに新型コロナウイルス危機後の世界経済をけん引してきた中国でも成長が大幅に減速し、5%を割ると見込む。
 21年の米成長率は5.6%と推定。IMFによると、22年の大幅修正は、バイデン大統領の看板政策である子育て支援策などを盛り込んだ大型歳出法案の押し上げ効果を除外したほか、連邦準備制度理事会(FRB)による早期の金融引き締め、供給制約の継続が理由だ。
 22年の中国成長率は4.8%と、昨年10月の予想から0.8ポイント下方修正。21年の8.1%を大幅に下回る見通しだ。厳しい行動制限により新型コロナを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策や、中国恒大集団の経営危機など不動産部門の不振に圧迫されるという。 

FED(最新10件)