米利上げ、新興国に「冷や水」=IMFトップが警鐘 2022年01月22日 06時04分

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事=2020年1月、スイス・ダボス(AFP時事)
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事=2020年1月、スイス・ダボス(AFP時事)

 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は21日、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に数回の利上げを視野に入れていることについて、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた新興国や開発途上国の景気回復に「冷や水を浴びせる可能性がある」と警鐘を鳴らした。世界経済フォーラムのオンライン会合で語った。
 市場では、FRBが国債などの資産購入を通じた量的金融緩和策を3月半ばに終え、事実上のゼロ金利政策を同時期に解除するという観測が強まっている。
 会合でゲオルギエワ氏は、米国の利上げが「高水準のドル建て債務を抱える国」に与える影響への懸念を表明。これらの国は景気回復の勢いが既に弱まっており、自国通貨安や金利の上昇で債務負担がさらに増大するリスクがあると警告した。 

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