「デジタルドル」で初の報告書=発行の是非、意見公募へ―米FRB 2022年01月21日 10時44分

米連邦準備制度理事会(FRB)本部=2021年1月、ワシントン(EPA時事)
米連邦準備制度理事会(FRB)本部=2021年1月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)に関する初めての報告書を公表した。ドルのデジタル化は信頼性の高い決済手段を提供できる一方、金融システムの安定や金融政策運営に影響を及ぼす恐れがあると指摘した。中国が「デジタル人民元」の導入準備を急ぐなど、各国・地域で議論が進む中、FRBは「デジタルドル」の検討に向け、5月まで一般から意見を募る。
 報告書はデジタルドルの是非を議論するたたき台との位置付けで、CBDCの利点と課題を整理。FRBの提言は盛り込まれていない。パウエル議長は声明で「発行するかどうかの決定が差し迫っていることを示すものではない」と述べた。 

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