オミクロン株、影落とす=緩和縮小加速の判断に―米FRB 2021年12月01日 15時07分

議会で証言する米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=11月30日、ワシントン(AFP時事)
議会で証言する米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=11月30日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11月30日、増大するインフレ圧力に対抗するため、国債などの資産購入を通じた量的緩和策の縮小ペース加速を検討すると表明した。ただ、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が、FRBの政策軌道修正の行方に影を落としている。
 「オミクロン株の出現は雇用や経済に下振れリスクをもたらす」。パウエル議長は上院銀行委員会の証言冒頭で、懸念をあらわにした。一方で、その後の質疑では、オミクロン株の経済への影響は、ロックダウン(都市封鎖)導入にまで至った昨年3月のコロナ感染拡大時には「まったく匹敵しない」と断言した。 

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