円下落、一時115円台=4年8カ月ぶり―FRB議長再任で 2021年11月23日 12時00分

バイデン米大統領が再任する意向を表明したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長(右)=22日、米ワシントン(EPA時事)
バイデン米大統領が再任する意向を表明したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長(右)=22日、米ワシントン(EPA時事)

 【ロンドン時事】23日の外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長再任方針を受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は一時1ドル=115円台に下落した。2017年3月以来、約4年8カ月ぶりの円安水準。
 バイデン米大統領は22日、来年2月に任期満了となるパウエル議長を再任すると発表した。これを受け、FRBの量的緩和縮小が継続するとの見方から米長期金利が上昇。日米金利差拡大への思惑からドル買いに弾みがついた。
 市場では、より金融緩和姿勢の強いブレイナードFRB理事が議長に昇格する可能性も取りざたされていた。急激な円安・ドル高の背景には「ブレイナード氏の議長就任を見込んでドルを売っていた取引が巻き戻された」(英調査会社)こともあるという。
 23日は東京の金融市場が祝日で休場。このため、外為市場で円を取引する市場参加者が少なく、円安・ドル高が加速しやすい地合いだった。ロンドン市場の正午現在は114円90銭~115円00銭と、前日午後4時比20銭の円安・ドル高。 

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