今年末に向け高値更新も 2021年07月29日 14時49分

丸三証券エクイティ部長丸田知広氏
 米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を転換しても、投資資金がリスク資産から一気に逃避するとは考えにくい。国内では、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むと経済成長率見通しが改善するだろう。日経平均株価は年末にかけ上昇し、2月の取引時間中の高値(3万0714円)を試すとみている。
 米国では量的緩和縮小の議論が本格化しているが、潤沢な資金が市場に滞留する構図は当面続く。FRBの政策転換で株式相場が急落すれば、絶好の買い場となる。
 国内では秋までに衆院選が行われる。コロナの感染状況が悪化し与党の議席数が伸び悩めば、「与党大勝で外国人買い」という経験則は見られなくなる。ただ、秋には政府の経済対策の具体的な規模感や、企業業績の伸び具合が見えてくる。株価は最終的に企業業績に帰結するとみており、増益となる中でワクチン接種が進めば、相場は再び上昇するだろう。

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