米、量的緩和縮小へ前進=「複数会合で評価」―FRB 2021年07月29日 03時31分

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長=15日、ワシントンの議会上院(EPA時事)
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長=15日、ワシントンの議会上院(EPA時事)

 【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和策の縮小を始める目標に向けて景気が「進展した」との認識を示した。目標への進捗(しんちょく)度合いを「今後複数回の会合で評価する」と表明。年内の縮小開始も視野に入れる。
 会合では、事実上のゼロ金利政策と量的緩和策の現状維持を全会一致で決定した。声明は「経済活動と雇用は引き続き力強さを増している」と評価。米国債などを買い入れる量的緩和は、景気の目標へと「一段と大きく前進するまで」現状を続けると改めて明記した。
 パウエル議長は記者会見で、量的緩和の縮小を開始できる景気の目標について、「達成すべき余地が残っている。雇用で幾つかの強い数字を見たい」と指摘し、今後の会合では雇用回復ペースを検証する考えを示した。その上で「時期は決定していない」と強調した。 

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