株価は数カ月横ばい 2021年07月27日 14時35分

りそなアセットマネジメント・チーフ・ストラテジスト黒瀬浩一氏
 日経平均株価は今後数カ月、2万7000~2万9000円の間で横ばいとなるだろう。米国や中国の景気回復がいったんピークを迎えるとみられるほか、国内要因でも新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が上値を抑えるためだ。
 米連邦準備制度理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和の縮小)の始め方を今後決めるが、これは株価を押し下げる要因となる。香港情勢や来年2月の北京冬季五輪への対応をめぐり、米中両国の駆け引きが続くことも不安材料だ。
 国内では、新型コロナ感染再拡大と病床不足が懸念されている。世論調査で菅内閣の支持率が下落していることもあり、株価は上がる方向に行けない状態が続くだろう。
 ただ、感染者数と景気の先行きの展望は連動する。ワクチン接種が進んで新型コロナの脅威が季節性インフルエンザ並みになれば、年末に日経平均3万2000円も期待できる。

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