日経平均3万円回復へ 2021年06月18日 16時10分

永和証券トレーディング部長小野浩一氏
 国内での新型コロナウイルスワクチンの接種が進むにつれ、経済正常化への期待が高まる。衆院選を控え、政府・与党による大型景気対策が打ち出されるだろう。日経平均株価は夏に再び3万円の大台を回復し、年末に向け上値を追う展開になりそうだ。
 ワクチン接種で先行する欧米の株価指数が堅調に推移しているのに対し、日経平均は一進一退で出遅れ感が目立つ。ただ、15日にトヨタ自動車の株式が上場来初の1万円台を付けたことは象徴的で、欧米株に対する割安感から海外勢による日本株買いが見込まれる。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が2023年にゼロ金利政策を解除する方針を示した。これを受け、米長期金利が上昇し、世界の株価指数の重しとなった。ただ、実際の動きはまだ先の話で、日経平均への影響は一過性にとどまると考える。

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