金融緩和策維持を強調=銀行融資の焦げ付き警告―米FRB報告 2021年02月20日 07時31分

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は19日、半期ごとに連邦議会に提出する金融政策報告書を公表し、新型コロナウイルス危機で悪化した景気を支える金融緩和策を維持する方針を強調した。一方で「金融機関は今後数年、融資焦げ付きの増加による損失拡大に直面する恐れがある」と警告した。
 報告書は、コロナ再拡大で雇用改善が昨秋以降「著しく鈍化した」と判断。ワクチン実用化は「年内に経済が正常化する見通しをもたらした」としつつ、変異ウイルスが及ぼす影響など「景気先行きには強い不透明感が残る」と指摘した。
 その上で事実上のゼロ金利政策、米国債などの資産を買い入れて資金を大量に供給する量的緩和策の継続が適切との認識を示した。 

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