米FRB議長、「デジタルドル」に慎重姿勢=利点とリスク見極め必要 2020年10月20日 00時10分

 【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は19日、「デジタルドル」の実現性について「1番手であるよりも適切に対応する方がより大事だ」と述べ、慎重な見解を示した。基軸通貨としての役割を踏まえ、利点と課題の見極めを優先させる意向を表明した。
 パウエル議長は国際通貨基金(IMF)のイベントで、「デジタル通貨に関する取り組みが、米国と世界に安全で健全である責任が(FRBに)ある」と強調。「デジタル通貨の潜在的な利点だけでなくリスクを注視している」と語り、ドルが世界経済や金融に果たす大きな役割や影響を考慮すべきだと主張した。 

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