NY円、141円台前半=日銀政策修正も大幅な円安 2023年07月29日 06時54分

 【ニューヨーク時事】週末28日のニューヨーク外国為替市場では、日銀の政策修正を背景に一時円買い・ドル売りが進んだものの、その後は米物価指標などを受けてドルを買い戻す動きが拡大。大幅な円安となった。午後5時現在は141円13~23銭と、前日同時刻比1円68銭の円安・ドル高。
 日銀は28日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の一環である長短金利操作の運用柔軟化を決定。これを受けニューヨーク市場の円相場は139円台前半と強含みで取引が始まったが、朝方発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が根強いインフレを示す内容と取られ、ドルが買い戻された。 

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