東京株、564円高=バブル後高値更新 2023年07月03日 15時07分

3日の東京株式市場は、投資家心理が上向く中、買いが広がった。日経平均株価の終値は、前週末比564円29銭高の3万3753円33銭と大幅反発。1990年3月以来33年ぶりの高水準で、7月に入ってもバブル崩壊後の最高値更新が続いた。
前週末の米国では、物価指数の伸び鈍化を背景に利上げ長期化懸念が和らぎ、主要株価指数が上昇。週明けの東京市場も朝から買いが先行した。日銀が発表した全国企業短期経済観測調査(短観)で業況判断が改善したことも、株価にプラスに働いた。