9月末に切り返し 2023年06月27日 15時05分

三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト市川雅浩氏
 日経平均株価は、5月以降の上昇ペースが急だったため、一服感が出てもおかしくない。19日までの3営業日は3万3700円台を超えられず、利食い売りなどが出ている。ただ、日本株を取り巻く好材料は変わっておらず、夏枯れ相場で調整が続いても、9月末には切り返すと予想する。
 日本株を巡る好材料は、日銀の緩和継続や東証による企業への資本効率改善の要請、賃上げの広がりや訪日客の回復傾向など。これらが失望を招く事態とならない限り、上昇基調は続くだろう。
 海外要因では、米欧や中国の景気動向を見極める時間帯に入る。株価は横ばいが続く可能性があるが、株高持続へ上昇一服は必要で健全な動きといえる。
 米経済は減速していくが、雇用は強い。消費が大きく落ち込まなければ、景気後退を回避できる可能性が出てきた。来年の米国の利下げも視野に入ってくれば、株価はさらに下支えされる。

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