年末に3万8000円も 2023年06月21日 14時24分

いちよしアセットマネジメント取締役秋野充成氏
 日本株は今年末に向け、曲折を経つつも上昇していくだろう。年末の日経平均株価は最高で3万8000円とみる。
 将来の収益拡大の期待値を表す株価収益率(PER)は2000年ごろから15倍が壁だった。ただ、05年の小泉政権の郵政解散時やアベノミクス最盛期には17倍に上昇。足元ではデフレを脱却してインフレになっている上、日本株の優位性が高まっており、同じ水準となる可能性がある。
 日銀の大規模金融緩和が継続し、経済協力開発機構(OECD)の景気先行指数は日本だけが強い。インバウンド(訪日客)需要が復活し、円安は製造業の業績に追い風だ。東証の株価純資産倍率(PBR)1倍割れ企業への改善要請で、株主への利益還元策と企業改革への期待が高い。対日直接投資が拡大し、設備投資も盛り上がっている。これらが資金流入の要因となる。

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